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季刊コトノネ創刊号の復刻版を出版します。いままで、読者になっていただいた方から、何人も、何度も、創刊号が読みたい、と言っていただきました。そのたびに、ありがたくて、そして悩みました。元のままで出したい。けれど印刷すれば経費的にきびしい。
東日本大震災をきっかけに出版することになったコトノネは、その震災から10年経った37号では創刊号と同じ東北地方を訪ねました。その記念に電子版ですが復刻することにしました。
37号の表紙を元気に飾ってくれた男性の10年前が、創刊号の表紙にいます。巻頭グラビアの6人の方は、おひとりは亡くなられました。どこへ行くかもわからず、いまもどこにいるかも見えないコトノネ。ずっと続いているのだけが、取り柄でしょうか。読んで支えていただいたみなさま、ほんとうにありがとうございます。
編集長・里見喜久夫
目次
■コトノネグラビア1
風のなかにひとり。(岸本剛)
■巻頭インタビュー
再生から、共生へ。(岩手県陸前高田市 戸羽太市長)
■特集
東日本大震災を乗り越えて。障害者施設の経営。
■特集1
鼎談:有富慶二×西澤心×天野貴彦
福祉の名のもとに、ビジネスを忘れていないか。
■特集2
社会福祉法人はらから福祉会 武田 元理事長に聞く
利用者工賃七万円の旗のもとに立ち上がれ。
■コトノネグラビア2
空飛ぶ十兵衛。(石川梵)
■事例取材
震災が生んだコラボ①
「はらから福祉会」と地元企業が手を組んだ。
震災が生んだコラボ②
南相馬の障害施設が手を組んだ。
■コトノネグラビア3
陸前高田の子どもたち。(今村拓馬)
■商品紹介
東北の味と時間をどうぞ コトノネヤ
■被災地支援事例
東北物産展 社会福祉法人ウィズ町田
いつでも、どこでも、おいしい応援!
■コトノネカルチャーコラム
Referendum 国民投票プロジェクト
■被災地支援事例
酒井プロジェクト
何かをせずにはいられなかった。
■コラム
今日も、南相馬はいい天気だ。(末永亨)