コトノネ vol.41のレビュー

東京新聞2022年2月17日の記事を読んで№18を購入しました。
私は子どもに恵まれなかったので、発達障害のある女児を乳児院から引き取り、特別養子縁組をして育て、娘は現在29歳になりました。
娘は乳児院時代から易怒性が高く、サポート校卒業後進学も就職もできず、暴力が亢進して何回も精神科に入退院を繰り返しました。
最後の病院の時に東京都精神保健福祉センターアウトリーチ支援と結びつき、現在は通所時間は短いものの、作業所に通所できています。
しかしながら手先が不器用で、作業が上手くできません。信州大学の本田秀夫先生は、「発達障害者は得意なことを伸ばせばいいのであって、不得意なことに努力をしなくてよい」と仰っていますが、まだ本人の適性がわからず、今後どのような仕事につくのが適しているのか探しています。
労働者協同組合法ができた今後は、地域の需要に結びついた事業所を起ち上げたいと、地方議員を会合を持つようになりました。
また本人の不器用は感覚統合のためと分かりましたが、成人のための診断や訓練をできる場所が東京にすらないことで困っております。
そういう諸情報を得たいと思って貴誌を手に取りましたが、ピタッとくる情報はありませんでした。出版されている書籍も読んではみたいですが、要望にピタッと嵌る本ではないので、図書館で借りられると有難いと思いました。(これは編集部への感想であり、公表していただかない方がいいです。絶対不可ではありませんが。)
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ご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
障害のあるお子さんの親御さんに手に取っていただけたこと、嬉しく思います。
ご購入いただいた号以外でも、季刊『コトノネ』では、さまざまな仕事につく障害のある方や事業所をご紹介しています。また、『農福連携が農業と地域をおもしろくする』では、障害のある方が農業に励む事例を多くご紹介しております。
コトノネの本は、全国の図書館でもお取り扱いがございます。蔵書については、お近くの図書館にお問い合わせください。もしくは、お住まいの地域をお教えいただけましたら、蔵書のある図書館をご案内することもできますので、お気軽にお申し越しください。
ご参考になれば幸いです。
